はだがむずむずしてかゆい
顔を洗ったあとなんとなく肌がむずむずしたり、あたたまると肌がかゆくなってきたりということはありませんか?
肌が乾燥しているときはこのようなサインが現れ、花粉の時期はさらに強く現れます。
「保湿が足りていない」そのままの状態が続くと、シミが濃くなったり、シワやたるみの原因となったりしてしまいます。肌が乾燥するのは寒い季節だけではありません。乾燥のサインに気づいたら、すぐにスキンケアや食生活を見直すようにしましょう。ただし、むずむずやかゆみが強いときは、早めに医師に相談をします。
乾燥ケアポイント1
ひとつ上の保湿をする
乾燥していて肌がかゆくなっているときも、十分な保湿を毎日続けていると、バリア機能が回復してきて、かゆみもおさまってきます。人間の体には自分で治そうとする力があるからです(自然治癒力)。
なかには、「しっかりと保湿していたつもりなんだけど」という人もいるでしょう。それでも乾燥のサインがあるときは、もっと上の保湿をする必要があります。以下のことを見直してみましょう。
乾燥ケアポイント2
メイクの上からはクリームを
メイクをして外出をしている間に、肌が乾燥でパサついてきたときに、みなさんはどうしていますか? お化粧直しでパサついている肌の上からファンデーションを塗っても綺麗になりませんし、かえってパサパサしているのが目立ってしまいます。ましてや、ファンデーションを重ね塗りすることで保湿はできません。
このようなときは、応急処置として保湿クリームを使いましょう。薬指、中指、人差し指の先に保湿クリームを適量(少なすぎず多すぎず)取って馴染ませてから、肌を軽く押さえるようにして馴染ませます。このとき、力を入れるとファンデーションがよれてしまうので、やさしくのせることが大事です。そのあとは、ファンデーションの重ね塗りは避けるようにします。
乾燥ケアポイント3
ボディにはしっとりクリームをサラッと塗る
お風呂のあとや、寒い場所からあたたかい場所へと移動したときに、腰回りや背中、すねなどがかゆくなることはありませんか? 体があたたまったときにかゆみを感じるのは、肌が乾燥しているサインです。
かゆみが出るくらい乾燥しているときは、さっぱりとしたローションタイプのものをたとえたっぷり塗ったとしても、足りないことがよくあります。そこで、保湿力が高い、しっとりしたクリームタイプを選んで、それを薄くサラッと塗りましょう。ベタつきは最小限にして、でも保湿力は最大限に、というのがボディの保湿のポイントです。
塗るのは最低でも朝の着替えのときに1回、夜お風呂上がりまたは寝る前に1回の、1日2回です。
乾燥ケアポイント4
たんぱく質、ビタミンもしっかり摂る
乾燥した肌が、自らの力で治ろうというときに、必要になるのが栄養です。
私たちの体はすべて食べ物でできています。自分が口にするものでできているので、何を食べたかで、体が変わってきます。たんぱく質もビタミンも必要です。サプリメントで摂るのではなく、食品をきちんと食べることで栄養を取り入れ、必要な場所へと栄養素を運ぶという、人の体のシステムを最大限に生かすことが大切です。
END
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